私には、命を守る事の出来なかった、水子さんがいます。ホームタウンで供養して頂くまで、あの時もっと何か出来たのでは、、、そう思うと後悔で涙が止まりませんでした。せめて、我が子が天国で幸せに暮らしているよう願っていました。
それから9年程経ったある日、偶然再会した友人とランチをしました。友人は、私に水子さんがいることを知りませんでしたが、何でか突然、水子供養のお話になりました。霊的な話が苦手な私は、「怖い、なんなの?なんの話ししてるの?」と思い聞いていました。友人は、死後の世界や水子さんのお話をしてくれました。本当の供養をしない限り、水子さんは成仏出来ずに、息もまともに出来ない、辛く苦しいまま暗闇の中で、助けを待っているというのです。そして、ちゃんと供養してもらうと、子供からのメッセージを聞かせてもらうことが出来るのだと聞きました。
ドキッとしました。不安と期待でいっぱいになりました。私自身、当時、お寺で水子供養をして頂いています。子供が天国で見守っていてくれる、笑っていてくれたらいいな、と日々思って信じていたからです。
もし、苦しんでいたら…もしまだ天国に行けていなかったら…助けなきゃ!…そう思うといてもたってもいられませんでした。そして、ずっと想い続けていた我が子からメッセージをもらえるなら、お金がかかってもいい、我が子と繋がりたい!苦しまず、成仏出来ていたならそれで安心だ、とりあえず鑑定確認してもらおう!そう思ってすぐにホームタウンを紹介して頂き、電話をさせて頂きました。年末年始の忙しい時期であった為、今回予約が取れなければやめておこう、と不安半分、期待半分で電話をかけました。すると忙しい時期にも関わらず、12月末に電話をし、1月頭にお時間を頂けることになりました。今思えばこれもタイミングだったのかな…と思います。
水子さん供養の神事では、苦しい状況にいる我が子を救って頂き、子供がどんな様子でいるか、何才くらいか、お顔立ちを教えて頂けました。そして、お名前は、一緒に考えることが出来ました。残念ながら、私は姿を見る事は出来ませんが、お名前も頂き、教えて頂いた情報からどんな子なのか想像し、存在を改めて強く感じることが出来ました。もう繋がれないと思っていた我が子とのやり取りや、現状を知る事が出来て、すごく嬉しかったです。
その日から頭の中で不思議な感覚を感じることが増えました。他にも自分にしかわからない香りがしたり、普段聞かない音楽を突然聞きたくなったり、時には、肩を押されるような感覚もありました。その全てに意味があり、子供がアピールしてくれたことだったのです。我が子が頑張って何かを伝えようとしてくれている、私を守ってくれている、その不思議な感覚がすごく愛おしくて、可愛くてたまりません。ホームタウンで供養して頂き、辛く苦しい環境から我が子を救って頂いた事を心から感謝しています。そして、我が子を感じられることにより、私自身も救って頂いたと思っています。
この9年間、ただただ辛く悲しい、後悔の気持ちでいっぱいだった我が子の存在が、今は1番の支えであり、頑張る糧となっています。姿、形を見ることができなくても、私には何にも変えられない大切な子供です。
また、今回この機会を頂いたことで神様や御先祖様を改めて認識し、感謝をする大切さを知る事が出来ました。御先祖様、水子さんの御供養は、自身の幸せはもちろん、家族や子孫の幸せを作るために必要な事だと教え頂きました。今、自分に出ていなくても、悪い事は、子孫に出てしまう事があるそうです。幸せになりたい、家族を守りたい、そして、尊い命を守りたい。その為にもしっかり供養して頂くことが大切なのだと…。
私と同じような辛い経験をして、苦しんでいる方もたくさんいると思います。どうか少しでも気になったら相談してみて下さい。もしかしたら、お子さんからのアピールかもしれません。亡くなった方と思うと少し怖いかもしれませんが、我が子と繋がれる貴重な時間を頂ける唯一の場所です。怖いと思わずに、我が子と一緒に歩める喜びを見据えて、お子さんも自分も救う為に、勇気を出してみてください。