霊障のおはらい  母のうつ

S.Kさん(30代/女性)

一緒に買い物に行ったり旅行へ出掛けたり、友達の様な関係で、何でも話して、色々な事を教えてくれる母。そんな母と過ごす時間が私は大好きでした。

私が高校生の時、母はうつ病になりました。症状はだんだんと悪化していき、私との関係も次第に悪くなっていきました。近くの心療内科はもちろん、東京の病院にも通院しましたが症状は変わりません。

「うつ病になったのは、あんたのせいだ。」その目は、優しかった母の目ではありませんでした。大好きな母。どうにかしたいけど、どうにもならない。もう家に帰りたくない。なぜこんな事になってしまったのだろう。とても苦しかったです。

そんな中、職場で出逢った同僚に今の状況を話す機会があり、ホームタウンを教えてもらいました。目に見えないものの影響かもしれない。悩むことなく私はすぐにホームタウンへ電話をして、相談の予約を取りました。嫌がる母を連れ出し、相談に向かいました。鑑定の結果は、母に悪霊が憑依しているとのことでした。お祓いをお願いしたい私と、そんなものは憑いていないと言う母。私はすがる思いで、お祓いをお願いしました。

お祓いをして頂ける日の前夜、私はひどい腹痛に襲われました。それでも、明日で母の苦しみがなくなるかもしれない。この状況が変わるかもしれない。という気持ちで当日を迎えました。

当日も嫌がる母を連れ出し、お祓いをして頂きました。憑依していたのは、人間ではない顔をした子供の霊。自分の思惑通りにしようと、母を真逆の性格にして自分の理想のお母さん像にしようとしていたことを教えて頂きました。だから、私が邪魔だったと。前夜の腹痛もその者が私にしていたということも教えて頂き、悪霊が人に与える影響の恐ろしさを感じました。

お祓い翌朝、「あのね。自分でも信じられないんだけど、朝起きて死にたいって思わなかったの」と母は涙を流しながら、私に微笑んでくれました。その目は、元気だった頃の母の目でした。母と私が苦しんだ5年間。ホームタウンに出会わなかったら、今の幸せはありません。感謝の気持ちでいっぱいです。